排卵障害に効果的な漢方薬

 

 

排卵障害とは、卵子が育たない、排卵日に排卵しない、排卵が遅いなどの症状のことをいいます。

 

女性側の不妊の原因の40%を占めるといわれていて、治療が必要なものです。

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は排卵障害の80%程度を占め最も多い原因で、卵胞が育たず排卵しないものです。

 

主な症状としては、月経不順、無排卵、男性ホルモンの増加による多毛などです。

 

つまり、排卵日に排卵がないのは、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが少ないためです。

 

この場合、漢方においては、当帰芍薬散や温経湯を用います。これらは、エストロゲンやプロゲステロンの分泌を高める効果があります。

 

また、男性ホルモンやプロラクチンといったホルモンが多い場合は、芍薬甘草湯を用います。

 

プロラクチンは、乳汁を分泌させるホルモンで、母乳が出ている間次の妊娠をしないように排卵や月経を止める働きがあります。

 

排卵障害の人は産後でもないのにこのホルモンの分泌量が多くなっていることが原因で排卵障害となっている場合があります。

 

また、桂枝茯苓丸が用いられることもあります。

 

漢方薬は、個人の体や精神の状態によって処方されるものです。

 

漢方医のいる病院や薬局で自分に合ったものを処方してもらい、排卵障害を乗り切りましょう。